カウンセリング時に
患者さんに覚えたこと、知っていることを
全て伝えようとしていませんか?
インプットが増えれば伝えられる内容も増えます。
そうすると、伝えたいことが多くなり、
「知っていることを全て伝えなくては・・・」と思うことで
患者さんの情報をほとんど引き出せなく
一方的な説明になるケースが見られます。
まじめな方が陥りやすいケースです。
ではインプットを増やさなければ良いかというと
もちろんそんなことはありません。
インプットが少ない場合は知っていることが限られているため
どんなケースでもそのことしか話せません。
これも自分の知っていることを全て伝えるので
一方的な説明になります。
ともにカウンセリング時にこれを行ってしまうと
押売りと感じる患者さんも増えてきます。
患者さんが求めていることを確認し
そのことに関する治療を説明していると
『患者さんが認識できる』ようなコミュニケーションが取れているか。
まずは、ここを徹底的に振り返ってみてください。
このレベルに達したら
患者さんが自分自身でも気づいていなかった
『口腔環境に対する欲求』を引き出し
それを満たす治療を説明していると
『患者さんが認識できる』ようなコミュニケーションが取れているか。
という、次の段階へと進んでいきます。
カウンセリングをしているけど思った成果が出ない場合
一方的な説明になっていないか確認してみてください。