従来のチタン床と言えば、
溶かした金属を型に流し込む鋳造が主流でした。
今回、大手技工所が発売したのが
チタン合金を削り出して成形した総義歯です。
チタンは強度が高いため、切削が難しい「難削材」といわれています。
加工するにはチタンの特徴に合わせた方法と高い技術、そして設備投資が欠かせません。
今回、大手技工所はクラウンの加工に使われてきたミリングマシンを利用したそうです。
コンピューターソフトの改良により加工時間を半分に抑えることに成功。
鋳物特有の空洞が生じることがなく、精度が高くなっているとのことです。