最近、TVでは健康関連の番組も増え、
生活習慣病やメタボリックシンドロームなど、
運動不足・生活習慣から引き起こされるものが
注目度を増してきているように感じます。
書籍や雑誌に取り上げられることが多いものの中に 『サルコペニア肥満』というものがあります。
サルコペニアとは
「サルコ=筋肉」「ペニア=減少」という意味で
加齢による筋肉減少のことを示します。
1989年 Irwin Rosenbergが、
米国栄養学会雑誌にて
加齢による筋肉の減少を
サルコペニアと名付け提案したのが
始まりとされています。
『サルコペニア肥満』とは
筋肉が減少した代わりに
脂肪がついた肥満状態のことをさし
その特徴は、
減少した筋肉の代わりに
脂肪が入り込んでしまい、
一見普通の体型に
見えてしまうというところです。
この状態になると、
糖尿病や心筋梗塞などの
リスクが非常に高まるそうです。
また、
運動不足や食事制限のみの
ダイエットなどによる
筋肉の老化が原因とされています。
口腔環境の悪化により
食事に制限ができると
サルコペニア、
そして介護のリスクも高まります。
口腔環境と介護の関係を説明する時には
そのほかにも
● オーラルフレイル
● メタボリックシンドローム
● ロコモティブシンドローム
● フレイル
などが関係してきます。
介護と言うと遠いことのように思いますが 30代からの取り組みによって差が出るというデータもあります。
私にはまだ関係ないと思ってもらえるようにしていきたいですね。