数年前にあるご支援先の院長から
MFT(口腔筋機能療法)の冊子を作って欲しいという依頼をいただき
年末年始を含む1ヶ月ぐらいかけて形にしました。
これを見れば患者さんがトレーニングができるものです。
この時は小児矯正のために作成しました。
口呼吸を治療するために活用するものですね。
小児矯正にも様々な考え方や種類があります。
- 床矯正
- 歯列育形成
- 顎顔面咬合育成
- インビザファースト
- プレオルソ
- マイオブレイス
- ネオキャップ・ビムラー矯正
など考え方や治療のアプローチは違えど
MFTは有効活用できるものです。
現在はこの冊子は成人にも役立っています。
高齢者で義歯の患者さんなどに活用していますが
それぞれの患者さんのライフステージに合わせて活用できそうです。
特に義歯の患者さんは噛めない義歯に慣れてしまうと
噛み方を忘れてしまうので
このトレーニングは効果的なようです。
ある医院では自費メニューで取り入れています。
子供と比べると落ち着いて取り組んでくれるのでやりやすいそうです(笑)
そのほかにも予防と言う視点でもこのMFTは活用できます。
皆さんの医院でもMFTの活かし方を考えてみても面白いかもしれませんね。