義歯が合わないと感じている患者さんの中で
調整や再製を諦めて、
義歯を入れずに生活している患者さんが
増えているような気がします。
そういう方はこう言いうことがあります。
「大丈夫、噛めてるよ」
そんな馬鹿な…ですが真剣にそう言われます。
「最近、歯茎で何でも噛めるようになってきた」
などという恐ろしいことを平気で言われる方もいます。
結局、食べ辛いものは無意識のうちに食べなくなります。
噛みにくいものは小さく切って食べるようになります。
この状況を思い出してもらうことが必要です。
さらに、なぜ歯で噛む必要があるのかを理解してもらう必要があります。
弊社が作成している「噛み合わせ」のスライドには
この状況を思い出してもらうための内容を最初に入れています。
この理解のためにポケットデンチャーのリスクを
説明するツールも活用しています。
患者さんの健康のためにもポケットデンチャーは無くしていきたいですね。