カウンセリングが苦手という「自覚意識」がある方は
喋るのが苦手という方が多いと思います。
カウンセリングで求められる成果は
目の前の人の行動を変えることです。
口腔ケアを毎日しっかりしてもらう。
より良い治療を選んでもらう。
周りの人に自院の情報発信をしてもらう。
など・・・
カウンセリングによって得られる成果は様々ですが
行動を変えてもらうためにカウンセリングという時間があります。
この成果を出すことに関して言えば
おしゃべりの上手下手は関係ありません。
しっかり質問ができれば問題はないのです。
そのために、誰でもできるシステムを弊社では取り入れ、
実行していただいています。
ただ、システムやテクニックを学んでも
活かせないケースがあります。
それは、目の前の患者さんに興味を持っていないケースです。
取り入れたシステムやテクニックをいかに使うかということに集中しすぎて
肝心の目の前の患者さんの表情や気持ちまで気が回らないことがあります。
この流れでやるためには、次はこれを聞かないと・・・。
学んだテクニックがどこかで使えないかな・・・。
結果的に、相手の興味や関心に関係なく、
決められた質問だけをして終わってしまいます。
あるいは、治療内容の長々とした説明で終わってしまします。
これでは、患者さんとの心を通わせたコミュニケーションは成り立ちません。
カウンセリングが上達しないとお悩みの方は
システムやテクニック以前に
目の前の患者さん自身に興味を持ち
コミュニケーションを交わせているか
振り返ってみることをお勧めします。