「補綴物の種類が沢山あって覚えられません!」
こう言われるスタッフもいます。
「大丈夫です。分かっています!」というスタッフに
実際に説明をしてもらうと
全く分かっていないこともあります。
沢山あると言っても
10種類程度だと思いますが
これがなかなかスタッフには覚えられないようです。
覚えられない方の傾向として
「補綴物の名前」と「長所」「短所」を
言葉のまま、丸暗記しようとしています。
理解しないまま覚えているので
これでは説明をする時でも
補綴物そのものの説明に終始します。
患者さんのニーズを引き出し、
それに適したものというアプローチが難しくなります。
まずは、
メタル系、レジン系、セラミック系の
素材の特徴を理解してもらうところから始めると
理解度が高まる傾向があります。
このあとに
それぞれの素材で特徴的なもの
複数の素材の組み合わせの物
などを覚えてもらうようにしています。
スタッフがなかなか補綴の説明ができない…
そんな時にはぜひ試してみてください。