新型コロナウィルスの感染が拡大していた頃、
唾液検査の件数が増えているところもあれば
唾液検査の件数が減っているところもありました。
減っている医院は患者さんから
「唾液を出すと飛沫感染のリスクがあるからしたくない」と言われ
スタッフが唾液検査を勧めるのを止めていた・・・ということもありました。
ある地域では、「学校での歯磨きが禁止」という通達があり、
学校の先生に「唾液が出ると危ないので学校では禁止」と言われていました。
「飛沫感染」ということをよく言われていましたので
唾液に関するネガティブなイメージがある人が多かったのだと思います。
一方で増えていた医院は
「コロナ禍だからこそ、唾液分泌が重要であり、今こそ検査を」ということを
ずっと伝えていました。
唾液検査に限らず何かを提案する時には
「今」「あなたが」その提案内容をすべき理由を加えるべきです。
自費治療に関しても同じです。
この今すべき理由が添えられなければ
「また次の機会に自費にします。今回は保険で。」というケースが出てきます。
なぜ今、あなたが検査をする必要があるのか?
なぜ今、あなたがセラミック治療をする必要があるのか?
なぜ今、あなたが矯正治療をするべきなのか?
なぜ今、あなたが自費義歯をするべきなのか?
貴院のスタッフはこのことに答えられますか?