岡山大学が咬耗の進行には日中の噛みしめも大きく関係している可能性があることが明らかになったと2月17日に発表しています。
咬耗が中等度以上のグループ方が軽度のグループと比較して
● 日中で約4.4倍噛みしめている時間が長い
● 睡眠中に約1.5倍噛みしめている時間が長い
ということが確認されたほか、
●日中では歯をコツコツと叩くような弱い力の噛みしめを多く行っている可能性がある
ということもわかったそうです。
いわゆるTCHのことだと思います。
歯が擦り減るだけでなく、
補綴物が取れる、
顎が痛む、
抜歯になるなどの悪影響もありますので、
患者さんに意識してもらう以外の治療法が確立されると良いのですが・・・。