厚生労働省の「 令和2年患者調査 」の結果が2022年6月30日に発表されました。
前回の平成29年の初診の矯正患者数は1日あたり800名だったことに比べ、令和2年では2,900名となっており、初診の矯正患者数が3.6倍との調査結果がでました。
また、再来患者数においては、平成29年は1日あたり17,500名だったことに比べ、令和2年では31,400名と1.8倍との調査結果が出ました。
男女別でみると、ともに増加していますが、特に女性の歯科矯正の伸び率が顕著であることが分かります。
女性の初診患者は1日あたり500人から2400人へ4.8倍という顕著な増加を見せました。
確かに、ここ数年でマウスピース矯正が浸透し、子供だけでなく大人も矯正するケースが増えています。コロナでのマスク生活も影響しているのかもしれません。
さらに小児矯正は、床矯正、歯列育形成、顎顔面咬合矯正、ネオキャップ・ビムラー矯正など様々なものがありますが、マウスピース矯正を行っている医院も増えてきました。
マウスピース矯正を増やしている医院もありますが、医院によって原価が大きく異なります。改めて治療期間を考慮した想定原価を算出してみることをお勧めします。