医科歯科連携の強化

日経新聞(7/6)に熊谷総合病院による「医科歯科連携」の取り組みが紹介されました。入院患者が歯原性菌血症や誤嚥性肺炎などにより回復が遅れることがあった為、その対策として歯科専門職以外でも活用しやすい口内評価法【OHAT-J】を導入し、状態によって歯科医と連携するものです。実際に100人の入院患者を評価した結果、7割もの患者が「診察・治療が必要」となりました。また千葉大学病院でも歯科医、歯科衛生士による口内管理をしたところ、入院日数が10%以上減ったという成果報告もあります。今回の診療報酬ではハイリスク加算といった医科歯科連携を促す点数もありますので、この機会に積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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