日本医師会総合政策研究機構から
認知症などに関する調査結果が公表されています。
「認知症介護経験」と「かかりつけ医の存在」に焦点を当てたもので、
「認知症介護経験によって、認知症をはじめとする高齢者の健康に関わる中高年層の意識や行動に変化が生じることが示唆された」
ということです。
みなさんも似たような経験はありあませんか?
カウンセリング時に
お口の健康と認知症の関係の話をすることがあると思います。
40代に言っても認知症はまだ先のことなので興味を持たれない…
そう考えがちですが、
興味を持たれるケースもあったのではないでしょうか?
介護経験がある方が出てくる年齢に差し掛かってくるため
それがある方は真剣に聞いてくれるわけです。
介護経験のない方にも
自分の親のことを間接的に想像してもらうような
質問をして、その人の親の自費治療に繋がったケースもあります。
カウンセリング時に患者さんの背景を考えず
知っている情報を伝えるだけになっていませんか?
いかに患者さんの背景(実体験)に沿った情報を伝えられるか
そのためにどういう問診とアンケートを取り
そこから情報を引き出せるか。
これが患者さんの行動を変えるためには不可欠だと言えます。