伝えたいことを伝える。これが意外と難しいものです。
特に、患者さんに歯科知識などを伝えようとすると
情報を発信する側と受ける側の知識差が大きいため
なかなか意図したことが伝わらない・・・
というようなことも起こりがちです。
知識差を埋めるためには、
意識差を埋めることが重要です。
歯科側の「伝えたいこと」と
患者さん側の「知りたいこと」との間の溝が大きければ大きい程、
伝わりにくいものです。
ツール化するにしても、
私はこの辺りのことを意識して作成しています。
私が作成したツールがFACEBOOKでシェアされていたことが何度もあります。
掲載していた先生はご支援先では無いので、
ツールが独り歩きしたのだと思います。
無料経営相談に行ったときに、
「このスライドよくないですか?」と
私が作成したスライドを見せていただいたこともあります。
知り合いの先生からもらったそうですが、
その知り合いの先生もご支援先ではありませんでした。
スライドも独り歩きしています。
ただ、ツールはどういうシーンで
どういう風に活用するか想定して作成していますので、
手元にあるだけでは効果は半減します。
配りさえすればよい、貼っておきさえすればよい、
というものではありません。
診療の中でどう取り入れるか、
スタッフ教育も含めて必要なケースも少なくありません。
そして、各医院の状況が異なる訳ですから、
カスタマイズが必要ですし、
新しいツールを作成する必要も出てきます。
患者さんに何か伝えたいことがあれば、
自院の特徴にあわせてツールでは表現し
スタッフ教育もあわせて行うことをお勧めします。