令和2年度の国民医療費は42兆9,665億円、
人口一人当たり34万600円でした。
年齢階級別に一人当たりの費用をみると、
65歳未満は18万3,500円、
65歳以上は73万3,700円
75歳以上では90万2,000円という結果で、
加齢とともに大きな上昇幅がみてとれます。
男女別でも見てみると、
65歳未満の男性は18万4,700円、女性は18万2,200円、
65歳以上の男性は80万2,000円、女性は68万1,200円と
高齢になると男性の方が顕著に大きくなっています。
長生きすればするほどお金がかかるため、
お金に関するリスクが高まります。
高齢になれば保険の治療であれば負担も減ると思われるかもしれませんが
生産年齢人口が減少し、高齢者がどんどん増えていくわけですから
高齢者の保険治療の負担割合も上げざるを得なくなってくるでしょう。
そんなに遠い未来ではありません。
お金に困らず生涯を全うするためには健康な体が必要です。