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感情をこめない効果

小売店では店頭で
いかに商品を顧客の足を止め
商品に手を伸ばさせるか
様々な手段を練っています。
 
先日ドラッグストアに
行った時のことでした。
 
あるペーストの宣伝を棚前でしていました。
 
音声で宣伝文句が流れるものです。
 
歯周病のリスクを
全身のリスクに絡めて
喋っていました。
 
なるほど・・・、
ドラッグストアでもこういうことを
伝えているんだなと
感心はしたんですが
最後にその全身リスクに対して

「コワイデスヨネ」

そう言ったのです。

感情を込めずに
棒読みで。

全く怖く感じません。
 
何か今まで喋っていたことも
全て嘘くさく感じてしまいました。
  
音声だけで
喋り手の表情が見えないため
余計にそう感じたのかもしれませんが
やはり感情を込めて話すことは重要です。
 
電話で中断されている方に再来院を促す際など
「心配している」感情を込めて話せていますか?

カウンセリングで、顔が見えるとしも
菌血症の話をする時に「怖そうに」話せていますか?

カウンセリングで患者さんが
困っていることを話していたら
「大変でしたね」と感情込めて言えていますか?

少なくとも感情を表現する
「よかった、残念、恐ろしい」などの言葉は
感情を込めて話せるようにすると良いですね。

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