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来て欲しい患者さんを口コミで増やす為にしておくべきこと

今年に入り、口コミでご支援先が増えています。
新たに6医院のお付き合いが始まり、
これからご相談させていただく
予約が2院あります。

ご紹介していただいた先生達には
深く感謝し、言葉もありません。

既存のご支援先の業績も好調で
今年決まっているものとして
医院移転2院、拡張2院、法人化3院を予定しています。

短い診療時間で、最大限の利益を得る…というスタイルが
時代に合ってきているのかと感じます。

業績UPの手法としては
既存患者さんのニーズを掘り下げる手法と、
新規患者さんを集める手法があります。

いずれのパターンでも
年8000万円までの売上は
立地を問わず100%近く達成が可能と考えます。

しかし実際には
この業績までは
「現在、来院している患者さん」を対象とした
仕組みづくりだけで十分実現できます。

「いやいや、新規患者さんを集めたい!」
…という声もありますが、
せっかく来院されても
【口コミにつながる仕掛け】がなくては
大きな穴のあいたバケツに水を入れるのと同じです。

口コミとは満足感とイコールになりますから
当たり前ですが
『ここの医院は〇〇が良かった』と
具体的に言葉に出来る様に
刷り込む必要があります。

その為には
患者さんが医院に1歩入った時から
治療を終える時まで
段階的に心理に訴えかけるアプローチを
システム化しておかねばなりません。

それにより
来院した患者さんは
より長期的な健康を考えた治療を選択し、
その友人、家族など
同様な希望を持つ方が集まりはじめるのです。

よく、
患者さんの興味をひく為に
安い自費価格を設定したり
利便性を訴える為に
長時間の診療を選択するケースもありますが、
実質的な労働量が増えている訳ですから
その分、単純に業績が増えたにすぎません。

やはり、
じっくりと経営や取り組みを
考える時間を確保し、
その上で、
良いものは良いと
価値を理解してもらえる様に
きっちりと訴求していくべきかと考えます。

特に、
スタッフ教育や広告などへの取り組みは、
「優秀なスタッフがいれば…」
「どんどん新患が集まる広告があれば…」
といった様に、
『自分(院長)が治療に集中できる環境』を想起させやすく
興味がわく気持ちはとても理解できます。
しかし実際には院長自身の労力を
大変必要とする2大取り組みとなります。

スタッフが理想通りに成長する為には
質より量のコミュニケーションが必要になりますし、
人間ですから労働以外の何かによっても
モチベーションが乱高下します。

広告も自分の理想通りの
文章や効果を得る内容にする為には
業者さんと話し合う時間が必要になります。
それでも納得できない時は
残念ながらこちらで文章を修正するケースも少なくありません。

つまり、
来て欲しい患者さんを増やす為には
自分自身と向き合い、
目の前の患者さんに
自宅に帰ってから、こう言って欲しい…
という仕掛けを作ることが
経営の土台となり、必要な取り組みとなります。

ただ、
その為には院長に
ある程度、強いメンタルが必要になります。

その昔、ご支援先より
「開業するまで先輩にレセプトや自費の限界値を聞いていて
 なんとなく4年間、その数字で推移していたけど、
 背戸土井さんと話していて、
 もうちょっと上にいけるかなと思ったら、
 本当に実現しちゃった」
と言われたことがあります。

つまり自分で自分の壁を
無意識につくってしまうケースです。

患者さんが友人から
間違った情報を聞いて
それを思い込んでしまっているケースを
見たことはありませんか?

それと同じで
相談する相手を誰にするか…
理想とする状態を手にする為には
自分自身の進みたい道を
しっかりと考えた上で
メンター、治療手技の師匠、友達などなど、
付き合う相手を間違えないことが大切です。

話は広がってしまいましたが、
理想の医院は自分でしか分からないので、
過去のモノサシはいったん忘れて
今の診療システムで
自分の口コミがどの様に広がるのか…
という点を見直しても良いと考えます。

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