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ビッグデータが寿命を伸ばす

内閣府の「日本オープンイノベーション大賞」の表彰がありました。

組織の壁を越えて技術や経営資源を組み合わせた新たな取り組みを表彰するものです。

最高賞の内閣総理大臣賞には
弘前大COI研究推進機構のプロジェクトが選ばれました。

その内容は
「超多項目ビッグデータで『寿命革命』を実現する健康未来プロジェクト」。

弘前市岩木地区(旧岩木町)で2005年から、
腸内細菌や内臓脂肪、唾液などの検査を含む
2000項目にも及ぶ「健康ビッグデータ」を蓄積しています。

中でも,認知症と生活習慣病がその中心となっているため網羅的な調査を行っていて
今注目の認知症に関連したさまざまなデータ
歯科口腔関係
体力・運動能力
そしてメタボ・ロコモ関連の項目も含まれているところに
歯科医院としても活用できるデータとなりそうです。

人工知能(AI)でデータを解析することで、
認知症や生活習慣病などの発症予測モデルを構築しており、
疾患の早期発見につながってがっていくと良いですね。

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