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九州大学大学院の研究グループが重度歯周病とCOPDの関係を明らかにしました。
国際科学誌『Journal of Dental Research』に掲載されています。
重度の歯周病の人は
COPDを5年以内に発症する割合が
健常および軽度歯周病の人と比べて3.5倍高いそうです。
COPDとは、
Chronic Obstructive Pulmonary Disease(慢性閉塞性肺疾患)の頭文字を取った名称で
タバコなどの有害物質の吸入によって肺に慢性的に炎症が起き、
空気の流れ(気流)が制限される結果、呼吸困難などの症状がみられる病気です。
WHOによると2016年の世界の死因で第3位だそうです。
ほとんどの原因が喫煙と言われていた中で重度歯周病がそのリスクを高める可能性があるというのは、因果関係が気になりますね。