ブログ

精力剤と歯周病

尚絅大の狩生教授によると、フラボノイドが歯周病による出血抑制などに有効なのだそうです。

歯周病菌はタンパク質を分解する強力な酵素を放出し、歯茎組織や血液中のタンパク質を分解し、出血や炎症を引き起こしますが、フラボノイドが、この酵素を抑制することが判明したということです。

フラボノイドとは、かんきつ類などの植物に含まれる色素の総称で、抗菌・抗酸化作用を持つ種類もあります。

歯周病に有効だったのは、精力剤などとして使用されている生薬イカリソウ由来のフラボノイドなんだとか。

精力剤に使用されているものが歯周病に効いたりするんですね。


関連記事

  1. 認知症の悲しい事実
  2. 口腔内の特定細菌が食道がんに影響
  3. トレジェムバイオファーマが無歯症治療薬の治験を開始
  4. 葉酸が口蓋裂の発症を予防する仕組みを解明
  5. 小児の口唇閉鎖不全は30.7%
  6. キシリトールガムが歯垢蓄積を抑制
  7. 『あさイチ』花田信弘教授の出演と出典のデータ
  8. 新型コロナ対策啓蒙動画
PAGE TOP