ブログ

前歯部のCAD/CAM冠が9月より保険適用見込み

前回の改定で見送られていたCAD/CAM冠の保険適用が、なんと9月より開始される見込みです。

本来の改定時期ではありませんが、中医協が8月19日に標題の通り発表しています。

詳しくは、下記のリンクでP.15以降をご確認ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000660248.pdf

9月からというように、あと2週間もない状況ですが、資料を見ると未だに(案)となっておりますので、一応「見込み」という表記にしています。

   

こうなってくると多くの方が、前歯部の自費で「白いもの」が出なくなるのでは、と心配されるかと思います。

× 前歯部自費補綴を「白いもの」「目立たないもの」ということで勧めていた

× 適合が悪い、長持ちしない、欠けるなどの理由でCAD/CAMを断ろうと思っている

上記2つのどちらかに当てはまると、CAD/CAM冠に流れてしまい、自費補綴が減少するるでしょう。

そこで、今まで無料メルマガなどでお伝えしてきた、アプローチが必要になってきます。「臼歯部」にしか適用できなかった頃よりも、「前歯部」に範囲が広がった今こそ、このアプローチが有効だと想像できます。もちろん、現在の保険対象素材「 カタナ アベンシア N 」は新しいブロックで、その素材の特性を把握する必要はありますが、当面は「CAD/CAM冠の限界」ツールを活用して、説明をお願いいたします。

関連記事

  1. 75歳以上で年間90万円以上の医療費、65歳以上の男性でも80万…
  2. 自費予防導入のヒント
  3. 新東京歯科技工士学校とベトナムの大学が連携
  4. 医療広告ガイドラインについて
  5. 咀嚼能力検査20.9%増、咬合圧検査15.7%増
  6. 歯の再生治療薬につながる中和抗体開発に成功
  7. 歯科医院通信No.106「歯科医療に関する一般生活者意識調査」よ…
  8. 歯周病検査を1人でできるシステム
PAGE TOP