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歯科において患者さんは
〇 悪いところばかり指摘される
〇 ずっと叱られているような気分になる
こういう意見があります。
確かに、歯科医院においては
〇 問題が何か起きて来院
〇 予防(悪化させない)のために来院
という流れであり、検査をして指摘されるのは基本的に悪いところ。
予防でも、目的は現状維持であり、
1年継続しても、2年、3年と経つ中で
「変化していないのに来る必要があるの?」
「金儲けのために通わせ続けているんじゃないの?」
と感じる患者さんもいらっしゃいます。
スタッフも患者さんを誉めてはいるはずなんですが
患者さんにとっても気になるのは「悪いところ」。
相当意識的に誉めることをしなければ、
悪いところばかり指摘される・・・という感覚になるのでしょう。
スタッフを叱るばかりで誉めなければ、スタッフが動かないのと同様
患者さんも悪い箇所を指摘するだけでは、通院継続は難しいのです。
患者さんの誉め方を考え、そして誉める時間を診療の流れに組み込む。
当たり前のようで見落としがちなことかもしれませんね。