ブログ

大腸がん、唾液検査で早期発見に期待

大腸がんの発生と口腔常在菌が関連しているそうです。

鹿児島大医歯学総合研究科の研究チームは、鹿児島大学病院消化器外科、大阪大学微生物病研究所との共同研究によって、口腔細菌が大腸がんの発生に関与している可能性があることを発見したそうです。

将来的には唾液検査で大腸がんの早期発見が期待されるのだとか。

                     

大腸がん患者と健康な人計約100人から唾液と便のサンプルを採取した結果、大腸がん患者の唾液と便からは共通して4種類の細菌が検出されたことが判明。一方、健康な人のサンプルからはこの細菌がそろって見つかることはなかったそう。

「今後、唾液の検査による大腸がんの発見やリスクを検知することができるようになるかもしれない」ということで今後の研究次第ということではありますが、口腔内の情報が様々な病気に結び付いていることが分かってきています。

  

そのうち、口腔内細菌と様々な病気の関係が分かってくると、唾液検査が健康診断に加わる日が来るかもしれませんね。

関連記事

  1. 葉酸が口蓋裂の発症を予防する仕組みを解明
  2. 「歯の本数が多く、かみ合わせが良いほど医療費が低い」サンスター調…
  3. 歯の本数が”うつ”発症に関係
  4. 口腔ケアとコロナの関係を知っているのは7%
  5. 歯が少ない人でも入れ歯を使っていればタンパク質の摂取低下は小さい…
  6. 非常時のお口のケア
  7. 口腔内細菌による血栓症はがんの転移を促進する  北海道大学
  8. 自分の歯が1本多いと、うつ症状得点が0.15点減少
PAGE TOP