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大腸がんの発生と口腔常在菌が関連しているそうです。
鹿児島大医歯学総合研究科の研究チームは、鹿児島大学病院消化器外科、大阪大学微生物病研究所との共同研究によって、口腔細菌が大腸がんの発生に関与している可能性があることを発見したそうです。
将来的には唾液検査で大腸がんの早期発見が期待されるのだとか。
大腸がん患者と健康な人計約100人から唾液と便のサンプルを採取した結果、大腸がん患者の唾液と便からは共通して4種類の細菌が検出されたことが判明。一方、健康な人のサンプルからはこの細菌がそろって見つかることはなかったそう。
「今後、唾液の検査による大腸がんの発見やリスクを検知することができるようになるかもしれない」ということで今後の研究次第ということではありますが、口腔内の情報が様々な病気に結び付いていることが分かってきています。
そのうち、口腔内細菌と様々な病気の関係が分かってくると、唾液検査が健康診断に加わる日が来るかもしれませんね。