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東日本大震災から11年も経ったんですね。
震災当時、歯型や治療痕による身元特定の有効性が示されました。 歯は人体で最も硬い組織のため、腐敗などの影響を受けにくく、個人識別に有効で、東日本大震災の後、損傷の激しい遺体の多くが、歯型を手掛かりに特定できたそうです。
そして現在、歯科情報のデータベース化によって将来の災害に備えた活用を見込んでいるようです。
災害で死亡した人などの身元確認を規定した死因究明等推進基本法が2020年に施行され、2021年には歯科情報の記録様式を統一し、標準規格を策定されています。そして同年1月からは、厚労省の検証委員会でDBの実用化に向けた議論が本格化。
全国の歯科のレセプトを活用する方法が有力視されているのだとか。
自費の治療範囲の問題もありそうですが、レセプトがこういう風にも活用されていくんですね。