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2年に1度の診療報酬改定がありました。
あと半月で切り替わっていきます。
そこで今月は押さえておきたい内容をいくつかピックアップしたいと思います。
診療報酬改定にあたっては、治療や技術に対する考え方も含めて
対処方法を検討していただく必要があります。
また、保険点数計上にあたっては“ローカル・ルール”が存在します。
こちらも各地域の実態に合わせて検討をお願いいたします。
少しでもご参考いただけると幸いです。
CAD/CAMインレーも対象になりました。
小臼歯および条件付きで大臼歯も可能です。
経営的には、
安くなる気配すら全くないパラを避けたいところですが
治療として納得いく基準を満たしているかの判断は
施術される先生によって異なると思います。
2年のうちに、何度も外れたりすると
経営的にも持ち出しが増えることになります。
積極的に使用していきたい先生もいれば
今は様子見・・・という先生もいらっしゃいます。
[算定要件]
(1) CAD/CAMインレーとは、CAD/CAM冠用材料との互換性が制限されない歯科用CAD/CAM装置を用いて、作業模型で間接法により製作された歯冠修復物をいい、隣接歯との接触面を含む窩洞(複雑なもの)に限り、認められる。
(2) CAD/CAMインレーは以下のいずれかに該当する場合に算定する。
イ 小臼歯に使用する場合
ロ 上下顎両側の第二大臼歯が全て残存し、左右の咬合支持がある患者に対し、過度な咬合圧が加わらない場合等において第一大臼歯に使用する場合
ハ 歯科用金属を原因とする金属アレルギーを有する患者において、大臼歯に使用する場合(医科の保険医療機関又は医科歯科併設の医療機関の医師との連携の上で、診療情報提供(診療情報提供料の様式に準ずるもの)に基づく場合に限る。)
□ チタン冠 1200点
□ レジン前装チタン冠 1800点
大臼歯にチタン冠だけでなく、
前歯にレジン前装チタン冠を使用できるようになりました。
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