ブログ

肥満で歯周病が悪化するメカニズム発見 岡山大学

岡山大によると、肥満になると、タンパク質の生成を阻害する2種類の微小物質「マイクロRNA」が多く発現して歯周病を悪化させるとのことです。

  

今までも肥満になると、歯周病になりやすいことは分かっていましたが、今回はそのメカニズムが発見されました。

 

脂肪細胞から発現したとみられるマイクロRNAが、メッセンジャーRNAに悪影響を与え、歯肉や歯を支える骨のもととなるタンパク質の生成を阻害し、歯周病を悪化させているということです。

  

現在ラットでの研究段階で、人間に対してはこれからになるそうですが、他にも様々なメカニズムが発見されていますので、こういうニュースは簡単に患者さんにもその都度伝えていきたいところです。

関連記事

  1. マイクロバイオームですい臓がんを発見
  2. 北里大学による市販消毒薬等の新型コロナに対する”追加”効果検証
  3. インフルエンザ3年ぶりに流行期に
  4. 歯の神経が再生する治療
  5. フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言
  6. サルコペニアと嚥下障害の関連性が解明
  7. 健康意識を高めるための院内での取り組み
  8. 歯周炎が人工透析患者の低栄養と炎症に加担
PAGE TOP