滋賀医科大学とサンスターの9月26日のニュースリリースによると
40代以上では肥満度が高いほど歯を失いやすいとの研究結果を発表しました。
【ポイント】
- 研究グループは20~74歳の男女を対象に、定期健康診断のBMI(体格指数)や血液のデータ、歯科の診療情報など23万3517人分を解析
- BMIと歯の本数の関係を調べると、40代以上ではBMIが高いほど歯が残っている本数が少ないことがわかった
- 肥満(BMI25以上)とそうでない人に分け、残っている歯の本数や部位を比べた
- 肥満の人は肥満でない人と比べて多くの歯が失われていた。特に下側の奥歯の本数に大きな違いが見られ、奥歯と上顎中切歯は肥満だと30代から失いやすかった。喫煙習慣のある肥満の人はさらに残っている歯が少なかった。