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噛めていないのに噛めていると言う患者さん

歯・口腔の健康に関する状況について、
「何でも噛んで食べることができる」者と歯の保有状況
(20歳以上、男女計・年齢階級別)を見てみると、

「何でも噛んで食べることができる」者の割合
20~29歳…97.6%(20歯以上歯を有する者の割合100.0%)
30~39歳…97.8%(同99.2%)
40~49歳…94.0%(同96.1%)
50~59歳…86.7%(同90.0%)
60~69歳…76.2%(同70.7%)
70~79歳…68.9%(同50.6%)
80歳以上…55.1%(同29.3%)
となっています。

やはり残存歯の数が減るとともに
何でも噛めることができると感じる人は減っています。

ただ、
実際の患者さんの口腔状況を見ていると
これほどの割合で噛めている人がいるのかと
疑問を持たれる先生が多いようです。

何でも噛めると言っている人も
実際には

噛めないものは無意識のうちに食べなくなっているので
何でも噛んで食べていると思っている

小さく切って噛みやすくしているので
何でも噛んで食べることができている

噛まずにふやかして食べている

などということが普通にあるわけです。

患者さんの「噛めている」と思っている認識と
医学的に「噛めている」ということの認識に
大きなずれがあります。

このギャップを埋めることは
治療に対する意識を高めるポイントの1つです。

このギャップはステップさえ間違えなければ
埋められるものです。

そして、このギャップを埋められると
自費義歯やインプラントなどの治療が
結果的に多く出ています。

皆さんはこのギャップを埋められていますか?

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