お電話でのお問い合わせ06-7639-8590
東京都健康長寿医療センターの石神昭人研究部長らは、骨格筋でのビタミンC不足は、性別に関係なく筋萎縮や身体能力の低下をもたらすことを明らかにしたそうです。
人間の筋肉は、 その構造やはたらきの違いによって骨格筋、平滑筋、心筋の3つの種類に分けられています。
標準的な男性や女性の骨格筋量は、体重のおよそ30~40%を占めています。また、骨格筋にはビタミンCが存在します。そして、ビタミンC不足期間が長くなるにつれて、筋肉を構成する筋線維が細くなり、筋重量が減少して、再びビタミンCを与えると回復することが分かっています。
ビタミンCは噛めなくなると不足しがちな栄養素ということが分かっています。もちろん、ビタミン剤で補うことは可能ですが、噛めなくなるとタンパク質なども不足していきます。筋肉を維持するためにはやはり噛めるお口が必要ですね。