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歯科医院の新規開業にあたって
医院の内外装・設備の選択などハード面の準備
そしてオープンのイベントなどのソフト面の準備をされると思います。
ここで注意してほしいのは
「オープン時」にだけ目を向けないことです。
開業準備は慌ただしく
目先の準備で終わる医院が多いように感じます。
ただ、色々な医院を見ていて思うのは
「オープン時」の準備だけでなく
「オープン後」の準備もしている医院の方が
明らかに業績が良いと言えます。
この「オープン後」の準備というのは
ハード面のことではありません。
ソフト面のことです。
具体的に言うと
初診から定期健診に至るまで、
また、定期検診中に
どのように患者さんと
コミュニケーションを取っていくか
ということです。
もちろん、
オープン直後から実践できるように
しておくべきです。
初診時にカウンセリングをするのならば
初診カウンセリングで
伝えることを決め、スライド化し
スタッフにも何度か練習してもらう。
こういうことも必要です。
「オープン時はバタバタするから
慣れてから取り組むのでいい」
こう考えられる方も多いと思います。
ところが、慣れてから行う方が
遥かにハードルが高くなります。
なぜならば
慣れた状態以上に新た業務を取りれることを
敬遠するスタッフが多いからです。
最初から取り組めば
それが医院の文化として根付きます。
後から始めると手間だと思うことも
最初からシステムとして取り入れれば
”当たり前”になるわけです。
そして、経営的には「お金」の心配がなくなります。
開業前から
コンサルティングを
実施する先生が増えてきました。
ご自身の理想とする医院像を
具現化するために
オープン後のソフト面も
オープン前から準備されることをお勧めします。