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人は思いこむと
それが当たり前と信じ込みます。
たとえ、それが間違いであっても
正しいと信じているため
なかなか受け入れられなくなるものです。
いわゆる『常識』と呼ばれるものもそうです。
この『常識』は厄介です。
育ってきた環境によって
『常識』は異なります。
小さい頃は『常識』だったことが
社会に出た瞬間、
或は結婚生活を始めた途端
『常識』ではなくなることを経験された方も
沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
また、『常識』の厄介さは
他にもあります。
時代とともに変化しているということです。
世代間のギャップが生まれるのも
こういうところではないでしょうか。
世代間のギャップではなく、
法律や技術の変化による
『常識』の変化もあります。
例えば、有酸素運動。
有酸素運動は20分以上しなければ
脂肪は燃えはじめないと
思っていらっしゃるかもしれません。
昔は、このように言われていましたが
今では、20分以降の方が
燃焼率は高まりますが
運動開始後すぐに燃え始めると
言われています。
そもそも骨格筋を中心に
人間には基礎代謝がありますから
運動しなくても
脂肪は燃焼しています。
それなのに、
運動に限って運動し始めてから
20分間は脂肪が燃焼しないというのは、
明らかにおかしな話です。
このような『常識』をはじめとした
思い込みが
実はたくさん存在します。
このような思い込みをなくすためには
・コミュニケーションをとること
・常に情報を収集すること
この2つしかありません。
スタッフ間でも、患者様との間でも
起こりがちな思い込み。
思い込みを無くすことが
組織の硬直化の解消や
業績向上の大きなポイントになります。