ブログ

ポケットデンチャーの患者さん増えていませんか?

義歯が合わないと感じている患者さんの中で

調整や再製を諦めて、

義歯を入れずに生活している患者さんが

増えているような気がします。

 

そういう方はこう言いうことがあります。

             

「大丈夫、噛めてるよ」

そんな馬鹿な…ですが真剣にそう言われます。

                 

「最近、歯茎で何でも噛めるようになってきた」

などという恐ろしいことを平気で言われる方もいらっしゃいます。

              

結局、食べ辛いものは無意識のうちに食べなくなります。

噛みにくいものは小さく切って食べるようになります。

                            

この状況を思い出してもらうことが必要です。

さらに、なぜ歯で噛む必要があるのかを理解してもらう必要があります。

                     

弊社が作成している「噛み合わせ」のスライドには

この状況を思い出してもらうための内容を最初に入れています。

この理解のためにポケットデンチャーのリスクを説明する

ツールも活用しています。

                  

患者さんの健康のためにもポケットデンチャーは無くしていきたいですね。

関連記事

  1. 歯科医院経営通信Vol.104 「口腔内写真、撮っているだけにな…
  2. インフルエンザ3年ぶりに流行期に
  3. 健康寿命が長い地域の男性は、歯医者さんによくかかる 京都大学
  4. 歯科医院経営通信Vol.86 「お金も時間も得るための経営」
  5. 口腔機能低下は自覚と結果に乖離
  6. フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言
  7. フレイル⾼齢者は 1.9 倍肺炎にかかりやすく、 1.8 倍重症…
  8. 認知症介護経験によって中高年層の意識や行動に変化あり
PAGE TOP