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以前のブログで挙げていた、『歯の本数と死亡リスクに相関性』ですが、その中で死亡リスクだけでなく、”うつ”にも相関性があるということが書いてありました。因果関係はどうなのか…と思って色々調べていたところ、東北大学のグループが「歯の喪失と抑うつとの関連メカニズム」という研究をしていました。
その研究によると…歯が20本以上の人に比べて、19本以下の人では抑うつ発症のリスクが1.30倍高いことがわかり、3つの口腔機能(発音・表情・食事)がこれに関連しているとのこと。
フレイルの要因が社会性が失われることにあるというのは、この研究からも裏付けられていると思います。体だけでなく、心も健康な生涯を過ごすためには、口腔環境の維持は重要と言えそうです。