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医療機関等のホームページが医療広告規制等に違反していないかを監視する”ネットパトロール事業”。平成29年度より開始され、現在も年度ごとに更新されています。
「令和元年度ネットパトロール」では、違反の確認された1,137サイト中、歯科は800サイトと全体の約7割を占め、違反カ所は4,304に上るようです。
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000644618.pdf
歯科での違反4,304カ所を種類別にみると、
となっています。
広告が可能とされていない事項に関しては、 主に「診療科名」「治療方法」「専門外来」「医療従事者の 専門性資格」「手術件数」「新聞や雑誌等で紹介された旨」等で、いわゆる”限定解除要件”を満たしていない広告の違反が多いようです。
これらのうち、特定の治療に該当することが明確である事例のみ、治療内容別に集計すると、
となっており、「インプラント」が半分程度を占めています。そして、審美を含めると、この両者で8割を占めているという状況です。
毎年度、通報されたサイト数が増え続けています。
さて、今年度はどうなるでしょうか?
今年の4月以降の状況を考えれば、だいたいイメージは付きますが…。