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歯科医院経営 管理栄養士の活用について

昨年より月の半分以上が宿泊となる
慌ただしい状況が続いています。

現在、経営相談も2ヶ月待ちの状態となっていますこと、
お詫び申し上げます。

さて、
求人難の対策として
管理栄養士の資格を
有する人材を採用する手法が
広がってきていると感じます。

私のご支援先でも
9医院ほどで
同資格を有したスタッフを
採用していますが、
皆さん、とても素晴らしい
人材ばかりで驚いています。

責任感、アイデアの提案内容など
その影響により
医院に新しい文化が生まれそうで
私もワクワクしております。

しかし
一方で不安になることもあります。

それは、
『仕事内容』に不満がでないか…
という不安です。

実際に、
ご支援先に応募してきた
管理栄養士さんの履歴書を拝見したところ
すでに歯科での勤務経験がある方が
いらっしゃいました。

退職理由は
『カウンセリングが出来る、
責任ある分野を任せる…
 という話で採用されたが、
 いつまで経っても
 その約束が果たされなかったから』
とのことでした。

その資格の内容から
患者さんが健康への理解を深めて
行動変容を促す為の機会を
医院のシステムとして
用意しておかないと
100%の力を発揮していただくことは
難しいと考えます。

弊社ではシステムとして
□カウンセリングのタイミングとルール
□健康意識を確認する専用問診票
□管理栄養士用の説明スライド
などを準備する様にしています。

その上で
免疫療法(アンチエイジング)に進むか
咀嚼機能の回復治療に進むかを選択する
仕組みを考えています。

やはり
診療報酬に反映される訳ではありませんし、
その活躍の場を採用前に用意しておくことが
最低限、必要なことであると考えます。

管理栄養士さんの業界も
狭いと想像しますので
『歯科で働いても良いことないよ』
と言われない様にしたいものですね。

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