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京都市左京区のベンチャー企業である「トレジェムバイオファーマ」が、
歯の再生治療薬の開発に取り組み、先天性無歯症の患者に向けて、
2030年の販売を目指しているそうです。
京都大大学院医学研究科の高橋准教授(現客員研究員)の研究結果をもとに
2020年5月に設立された京大のスタートアップベンチャーです。
人の細胞内には、乳歯と永久歯の次に生える「歯の芽」が存在していることが先行研究で判明しており、歯の芽の成長を止めて2回目の生え替わりを防いでいるタンパク質を発見。その働きを阻害する抗体を開発ししています。
先天性無歯症のマウス、イヌに対する実験は成功しているそうで、2023年からは人への治験が始まるのだとか。
歯が再生する時代は、そう遠くないのかもしれませんね。