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骨太の方針2021

「経済財政運営と改革の基本方針2021」(骨太方針2021)が6月18日、経済財政諮問会議での答申を経て、閣議決定されました。

  

その中で歯科にかかわるものとして…

全身との関連性を含む口腔の健康の重要性に係るエビデンスの国民への適切な情報提供、生涯を通じた切れ目のない歯科健診、オーラルフレイル対策・疾病の重症化予防にもつながる歯科医師、歯科衛生士による歯科口腔保健の充実、歯科医療専門職間、医科歯科、介護、障害福祉機関等との連携を推進し、歯科衛生士・歯科技工士の人材確保、飛沫感染等の防止を含め歯科保健医療提供体制の構築と強化に取り組む。今後、要介護高齢者等の受診困難者の増加を視野に入れた歯科におけるICTの活用を推進する。

ということでした。

 

全身疾患と口腔環境の関係や、生涯を通じた切れ目のない歯科検診、オーラルフレイル対策重症化予防ということで、結果的に予防にも引き続き力を入れていく感じです。

そして医科歯科連携だけでなく、多職種連携、そしてICT化にも力を入れていくことが見えてきますね。

  

ハード先行や施策先行で、実態が着いてこないものも出てきそうですが、多職種連携などは、政府方針とかかわらず進めていけると差別化の武器になってくるかもしれません。

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