ブログ

精力剤と歯周病

尚絅大の狩生教授によると、フラボノイドが歯周病による出血抑制などに有効なのだそうです。

歯周病菌はタンパク質を分解する強力な酵素を放出し、歯茎組織や血液中のタンパク質を分解し、出血や炎症を引き起こしますが、フラボノイドが、この酵素を抑制することが判明したということです。

フラボノイドとは、かんきつ類などの植物に含まれる色素の総称で、抗菌・抗酸化作用を持つ種類もあります。

歯周病に有効だったのは、精力剤などとして使用されている生薬イカリソウ由来のフラボノイドなんだとか。

精力剤に使用されているものが歯周病に効いたりするんですね。


関連記事

  1. お口の健康と体の健康のメカニズムを知る重要性
  2. フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言
  3. 口腔内の特定細菌が食道がんに影響
  4. 人は日中も無意識に噛みしめて歯をすり減らしてしいる可能性
  5. 口唇閉鎖不全は年齢が上がるにつれて増えていく
  6. 口腔機能低下症と運動機能の低下
  7. 口腔環境の悪化が選手の能力低下を生む
  8. 矯正治療で口腔内の細菌叢が大きく変化
PAGE TOP