お電話でのお問い合わせ06-7639-8590
HPの規制が厳しくなり、医療広告等の監視や規制の周知などを図る”ネットパトロール事業”が平成29年8月に始まりました。
そして、去る6月27日、第13回「医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」が厚生労働省により開かれました。医療に関する広告規制や質の評価・公表などを議論するものです。
ネットパトロール事業の平成30年度報告によると、審査対象事案の内訳で最も多いのは歯科の972件。次いで美容関係の368件、その他(眼科・内科・整形外科・産婦人科等)の277件と続いています。全案件の54%が歯科になっており、件数も増えてきています。ちなみに前年度は、全案件の26%が歯科でした。
美容関係をもともとはターゲットとして、始まったと思いますが、平成30年度の前期の報告の時点で、歯科の案件数が美容関係を上回っています。
今後、厚生労働省が『医療広告の違反事例の解説について、関係業者等を含めて配布可能な解説書を作成す る。』そうですので、しっかり確認しておきたいですね。